りんご作りでも後継者不足が深刻になる今日、(有)サンファームきょうはんでは明日の農業を担うべく高卒の新入社員を育成しています。この若者に密着し、農業を通して働く姿を追っていきたいと思います。
 

Vol.145 粗皮削り

取材日:2018年05月12日
最高気温:22.7℃   最低気温:13.60℃   日照時間:8.9時間

今回は田澤さんのレポートです。

 

こんにちは、田澤です。
サンファーム・きょうはんでは、園地の肥料播きとともに、粗皮削りをしています。
粗皮削りとは、樹の古くなった皮を削り取る作業です。削ると言うより、剥ぐ、と言った方が正しいかもしれません。人間で言うところの、お肌の古い角質をとる、というとイメージが沸くのではないでしょうか。
木の古い皮は、硬くバリバリとめくれるような隙間ができます。めくれている皮、剥げそうな皮には害虫が卵をうみつけたり住み家にしたり、またそこには農薬も届かなかったり。害虫には最適な住環境ですが、粗皮をそのままにしておくことは、りんごを育てるうえでは良いことがないのです。
また、粗皮削りの作業をしながら、樹が腐らん病やイボ皮病にかかっていないか観察し、病気を早期発見して処置したりすることで、木の健康も守ります。
そういった積み重ねで、良いりんごが毎年収穫できるように頑張っています。
りんごが赤く色づく秋も良いですが、白い花が満開になり山全体が白くなる春も、観光におススメですよ。
機会がありましたら、ぜひ青森の春に来てみてください。
田澤でした。

取材者編集後記
今年は桜の開花も早かったですが、りんごの開花も例年より早い年でした。今は花から小さな実となり、摘果作業が始まろうとしています。

さて、田澤から紹介のありました、りんごの花。花見と言えば桜、桜と言えば青森県なら弘前公園(弘前城)の桜が有名ですが、りんごの花も可憐でとても可愛らしいですよ。青森にも観光農園がいくつかございますので、機会がありましたらいつか、りんごの花見もいかがでしょうか。


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