りんご作りでも後継者不足が深刻になる今日、(有)サンファームきょうはんでは明日の農業を担うべく高卒の新入社員を育成しています。この若者に密着し、農業を通して働く姿を追っていきたいと思います。
 

Vol.147 袋かけ

取材日:2019年6月20日
最高気温:24.7℃   最低気温:13.7℃   日照時間:13.1時間

今回は富谷さんのレポートです。

 

6月に入り、気温もグッと上がりました。夏の足音が聞こえてくる今日この頃、我々サンファーム・きょうはんでは、摘果・袋かけと、作業に追われる日々です。皆さんお久しぶりです、富谷です。

今回の作業は、袋かけになります。突然ですが、皆さんはなぜ袋かけをするのかご存じですか?
一番知られている理由には、りんごの果皮の着色の「赤」が鮮やかになるように、ということがありますが、今回袋をかけている品種は「金星」という品種です。「青森りんごの会」の会員様にはご存じの方も多いかと思いますが、「金星」は赤色品種ではない、黄色品種です。では、なぜ「金星」に袋をかけるのかというと、「生育中の病害虫を防ぐ」「キズ・サビ果になるのを防ぐ」という目的があります。特に「金星」はデリケートなお肌の品種なので、後者のキズが付きやすくサビ果になりやすいため、他の品種は時期が来たら袋を剥いで日光を当てるのですが、「金星」は収穫後、選果するまで袋をかけたままにしておかなければいけないのです。
それだけ大切に扱われる、お姫さまのような品種ですから、名前の「金星」のイメージ通り、金色に輝くというわけですね。

我々サンファームも、名前負けしないようなりんごを作れるように、日々勉強と努力を忘れないよう、作業に励んでまいります!

富谷でした。

取材者編集後記
青森は梅雨入りしたのかそうでないのかイマイチはっきりしない天気が続いています。現在のりんご園は、「摘果」チームと「袋かけ」チームに分かれ、「摘果」(悪い実をひとつひとつ手で摘み取り、良い実を残す作業)と、その「摘果」が終わった園地では残った果実に小袋をかぶせる作業が並行して行われています。
「袋かけ」は適切な時期に行われなければ効果が正しく出ない場合もあるので、急ピッチで進められています。


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