第10回 中野もみじ山の紅葉  (2008/11/11)
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取材日:10月26日(日)   青森県黒石市


青森県黒石市にある「中野もみじ山」は、青森県の紅葉スポットとして有名な八甲田山や奥入瀬渓流、十和田湖よりも若干遅れて盛りを迎えます。実はスタッフK.、近いところに住んでいながらこれまで「中野もみじ山」の紅葉を見たことがなかったのですが、今年はついに行くことが出来ました!

中野もみじ山は黒石市街から車で20分くらい、東北自動車道の黒石インターより10分ほどの場所にあります。紅葉シーズンになるともみじ山前の道路が渋滞することもしばしばの、県内でも有数の紅葉スポットです。

 

駐車場は近くの「やすらぎの駐車帯」を利用します。そこから少し歩くのですが、途中で見えた景色がコレ!まだ少し盛りには早かったようですが、紅葉と朱塗りの橋、中野川のバランスがとても綺麗で、この時点でかなりの満足感が得られます。(だからと言ってここで引き返したらもったいないですよー!)

中野もみじ山は、亨和2年(1802年)に弘前藩主・津軽寧親(やすちか)公が、京都から百余種の楓苗を取り寄せ、翌年に移植してからもみじの名所となりました。
また、もみじ山の中には「中野神社」があります。延暦14年(795年)に坂上田村磨が建立したと伝えられ、不動尊をご神体として祀っています。この不動尊像は推古帝18年(610年)に唐僧の円智上人の作といわれ、1本の木から3体を作ったうちのひとつと言われています。(うちひとつは平川市の古懸寺に、もうひとつは黒石市の東光山五輪寺に祀られており、これらを「津軽三不動尊」と呼ぶそうです。)



中野神社の境内の脇から散策コースに入る小径に入っていくのですが、この中野神社境内へ行く前にももみじや杉の大木を楽しめる広場があります。「文芸碑の広場」では、津軽地方の巨木として知られ黒石市の天然記念物に指定されている樹齢200年のもみじの木を始め、山のもみじを眺められる場所があります。

 

そこからは紅葉の間から落ちる「不動の滝」も見ることができます。その下を流れる中野川の川原の風景と合わせて、静謐な雰囲気をかもし出しています。

 

その広場から朱塗りの橋=不動橋を渡って中野神社の境内の手前に出るのですが、まずは「右大臣」「左大臣」が守る門に辿り着きます。境内へは石の階段を上ってふたつの鳥居をくぐって行きます。

 

境内には小さいながらに厳かな雰囲気のお社(下写真)と、推定樹齢500年の杉の大木があります。(右写真) 500年もの時をこの地で生きてきた杉の巨木は、思わず口をあんぐりと開けて見上げてしまう大きさ。写真に納まりきれません。




お社の横に小さな赤い橋があり、そこが散策コースのスタート地点。「散策コース」と聞くと軽い散歩道のイメージですが、ぐるっと1周してみたら、2時間半ほどかかりました。
谷のようになっているところに小さな渓流があったり、見事な見晴らしの場所があったり、赤や黄色、緑などの葉っぱのコントラストが美しかったりと、ゆっくり歩くと様々な発見があり、時間を忘れます。また、途中「何かが跳ねた!」と足元をみると、小さなカエルがいたりなんてことも。きれいな水と空気で、小さな生き物たちも元気に生きているようです。また、キノコなども倒木や木の根元などに生えています。そういった発見もまた、楽しいですよね。

 

この日は午前中、雨が降りそうな曇り空で気温も低かったのですが、歩いている間に体が温まり、着ていた上着を途中で脱いだにもかかわらず、ゴールした時には汗だくで下着がびっしょり。ゆっくり散策コースを楽しまれる方は、風邪予防のためにも着替えを用意された方がいいかもしれませんね。(歩きやすいように歩道が整備されていますが、やはり「山」ですので斜面が多く、また落ち葉や朝露で足元がぬれているので、滑りやすくなっています。スニーカーなど歩きやすい履き物で散策してくださいね!)

 

2時間半も歩くのは辛いな〜、という方には、中野神社から10分ほどで「観楓台」に出られる近道もありますので、そちらをお勧めします。観楓台の広場にあるもみじは本当に見事で、もみじの隙間から太陽の光が差す景色も素敵なんですよ(私が訪れた時はまだ時期が早かったようですが・・・)。観楓台からは周囲の山の紅葉も一望でき、すがすがしい気持ちになれます。

 

 

スタッフKおすすめの、中野もみじ山でぜひ押さえていただきたいポイントは、@入り口前の橋から見える不動橋方面の景色A不動の滝B観楓台の景色の3点です!
私が紅葉狩りに出かけた10月26日ですが、この日はまだ少し早かった模様。中野もみじ山の紅葉の盛りは11月初旬頃だそうです。八甲田山〜奥入瀬渓流〜十和田湖ルートはこの時期には既に紅葉も終わりの時期ですが、これらの全国的に有名な紅葉スポットにも負けない美しさが「中野もみじ山」にあると思いました。
津軽地方ではお花見や紅葉狩りなど、何かしらイベントがあるときに必ず出るお店があります。(道の駅なんかでも売ってます。)
それがジャンボおでん!普通のおでんも売っているのですが、スタッフKは必ずジャンボおでんを選びます。
ジャンボって何がジャンボ?と思われるでしょう。画像をご覧いただくとお分かりでしょう、そう、こんにゃくです!厚さ1.5cm〜2cmくらいの板こんにゃくを串刺しにし、しょうゆ味のだしで煮込んだこんにゃくなんです。見た目に反して薄味で美味しいんです。
そして私スタッフKが一番好きなのが、このアツアツのジャンボおでんに「しょうがみそだれ」をつけたもの。あまりしょっぱくなく、しょうががピリッと利いていて、体の中からポカポカしてきます。まだまだ肌寒い花見の季節や、すっかり寒くなった紅葉狩りの時期には、食べずにはいられません。お値段も100円が主流で、安くてお腹いっぱいになるしあったかくなるしで、良いことづくめなのです。
以前、弘前城のお花見に他県の友人を案内したときに紹介して驚かれたので、今回「豆知識」でも紹介してみました。あなたのお住まいの県では、こういったジャンボおでんはありますか?美味しいですよ〜!
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