第12回 弘前城雪燈籠祭り  (2009/2/23)
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取材日:2月7日(土)   青森県弘前市



毎年開催されている“弘前城雪燈籠祭り”が、今年も2月7日(土)〜11日(水・祝)の5日間の会期で開催されました。

今年は暖冬化傾向にある近年でも珍しいほど降雪量が少ないため、平地では積雪が例年の半分もないという状況でしたので、無事に開催されるのか心配になったほどでしたが、始まってみると146基の雪燈籠に大小さまざまな雪像、子ども達に大人気の雪のすべり台が設置されており、十分楽しめました。








 

スタッフKは今回、北門から入場しました。北門を入ってすぐ目に飛び込んでくるのは大きなすべり台。タイヤのようなゴムチューブに乗って楽しそうに滑る子ども達で賑わっていました。その正面には、毎年陸上自衛隊弘前駐屯地の隊員が手がける、明治〜大正時代に建造された弘前市にある歴史的建築物の雪像。今年は明治時代の洋館『一戸時計店』が、高さ7.5メートル、幅11メートル、奥行き7メートルというサイズで登場しました。この時計店の時計台は、お店のある弘前市土手町のシンボルとしても親しまれている、市民にとっては馴染み深い建物だけに、記念撮影する人の姿も多くありました。

 
 
  
   
   

園内の通路では、両脇に雪燈籠だけでなく、可愛らしい雪だるまや工夫をこらした雪像が並んでいます。これは市民団体や地元の学校、企業などが参加して作っているのですが、雪燈籠祭りに訪れた方を楽しませようと、雪像に絵の具で色をつけたりアニメのキャラクターを作ったり、また実際に乗ったりできるようにと、個性的。ひとつひとつを見ているだけで楽しくなってきます。


 

さて、今回スタッフKが「おお!」と驚いたのは、可愛らしい雪像が多い中でちょっとおどろおどろしい、怖い錦絵。天守閣の近くに設置されたゾーンは、どうもお化け屋敷ゾーンのようで、ねぷたの見送り絵に描かれる幽霊画をはめ込んだ雪燈籠がありました。昼間なのでそれほど怖くはなかったのですが、これが夜間のライトアップの時だったら・・・異世界に迷い込んだ気持ちになって、とても怖いかもしれないですね。


   

 
     【雪燈籠祭りのときの天守閣】           【桜祭りのときの天守閣】    

夜間には雪燈籠にあかりが灯り、はめ込まれた錦絵が美しく浮かびます。また、夜の闇のなかに青白く浮かびあがる雪像や天守閣の姿は、幻想的でロマンチックな雰囲気をかもし出します。今年は暖冬で積雪が少なかったこと、開幕前日に雨が降ったり会期中も吹雪や雨に見舞われたりと天候に恵まれなかったため、来場者数は昨年よりも6万人少ない28万人で閉幕となりましたが、祭りを楽しもう、また訪れた人を楽しませたいという市民の変わらない気持ちが詰まったお祭りとなりました。
今回は、スタッフKの撮影テクニックではまだまだ夜間の撮影は難しいのでお昼の風景のみのご報告となりましたが、ぜひみなさんも一度いらしてみてくださいね。そしてその際はぜひ、夜の姿もご覧下さい。弘前城の桜を見たときと同じく、きっと感動できますよ。

      

さて、今回弘前城公園内を散策していて見つけました。(社)弘前観光コンベンション協会が設置している、その名も短歌・俳句・川柳ポスト!東門の近くの、本丸へ渡る下乗橋付近の林の方に、ひっそりとありました。
ポストの隣にある立て札には、『弘前の風物にふれ、その感興を短歌・俳句・川柳に託した作品をポストに投函してください。』とあります。
春には満開の桜の花、秋には菊祭り、冬は雪燈籠まつりと四季折々の姿を見せる弘前城ですが、弘前城での感動だけでなく、旅した思い出を一句したためるのも良いですね。どうぞ、皆さんも弘前を訪れた際には一句詠んで、ポストにイン!してくださいね。
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